「ティーポット」のお話

「ティーポット」 紅茶を淹れるには欠かせないアイテムです。

極端に言えば、蓋ができて蒸らすことができれば

急須でもなんでも それなりに紅茶を淹れることはできるのですが

やっぱり紅茶を美味しく淹れるには ティーポット が良いと思っています。


そして そのティーポットにしても まあ色々あります。

まず そのポットで淹れて 直接そのポットを主として使うのか。

淹れるためのポットとして使用して セカンドポットと言われるものに移し替えて飲むのか。 


本当に形状だけではなくて 素材から装飾から 手仕事から量産型まで まあ色々ありますよね。

金額もピンキリにも程があります。


私は仕事として紅茶と向き合うことがほとんどでしたので

自分が家で使用するのも シンプルで使い勝手良く 繊細すぎず ガッツリ漂白もしやすく(これ大事)  業務的に使いやすく そして洗いやすい!! ものが好きです。


紅茶を淹れるのが好きな私は さらにそこから紅茶をカップに注ぐのも好きです

今までの仕事を考えたら一体 どれだけの量の紅茶をティーポットからティーカップへ注いできたことでしょう。 

中身が見えないティーポット。 

一度に多くの方へ注ぐ際には そのポットの中に入っている紅茶の量(重さ)を腕の感覚で考えながら 注いでいるカップの途中でなくならないように注いでいく。 バックヤードに戻って本当にちょうど良い分量で注ぎ回れた時の達成感! 

自分で書いていてちょっと 私ヤバいな!  という感覚はちゃんとあります。

マニアックな楽しみ方すぎて 引いている人がいるかもしれないですね。


1リットルの紅茶が入るポットであれば その1リットル + ポット自体の重さもあるわけで。

見ているだけなら素敵なポットも 実戦で使いにくいものも沢山あります。

(重かったり、熱かったり、液だれしすぎるものとか ちょっとの熱さは、根性で乗り切るしかありません)

美術品のように美しいポットでも みている分だったりお家ティータイムはには楽しめるけど 実用性が少ないものは 仕事としてはお役御免です。 


いっ時、1年半ほど友人のお仕事を手伝って 某百貨店で外国メーカーの食器を販売していたことがあります。

お客様のいない時に他ブランドさんを訪ねて いろんなポットを持たせてもらったりして注ぐ感じを試してみたり。 仕事中何してるんだ?! と思わなくもないけれど 私としては楽しい時間。

紅茶と直接仕事 の期間ではなかったけど、今となっては結構重要な時間だったと思っています。


見た目と実用性はやっぱり違うんですよね。

そんな中でも、レストランでも多く使われていて 業務用としても多くの食器を製造しているフランスの某メーカーのティーポットは 見た目だと大きいかな?とか 持ちにくいかも? とかデザインが特徴的! などと思っても実際に持ってみて サーヴする手の動きをしてみると 持ちやすいものが多かった!! あれは結構感動しました。  

人間工学に基づいてデザインもされている話もお聞きして納得でした。


淹れたり、注いだり、洗ったり多くのことをしてきた中で

Tea by puddingを始めるにあたり 悩みました。 結構な時間を使って悩んでいたと思います。

形状、素材、色、そしてお店として使うには容量も重要 (少なすぎず、多すぎず)

食洗機が使えるのか? もちろん価格も気になります。 

そしてお客様自身が シンプルに注ぎやすいかどうか。 

合わせるティーカップ、プレート、お菓子、お店の全体的な雰囲気。

私のいろいろな思いを詰め込んで選んだ「ティーポット」をTea by puddingでは使用しています。


お店にご来店いただいた際には、 

「選ばれしティーポット」もぜひご注目くださいませ。


紅茶とお菓子と  英国と

〜好きなものを集めたひとりごと〜